こちらのページでは2016年度にあった東ファーマシーの動きをお伝えします。
あけましておめでとうございます。皆様には良い正月をお迎えになられたことと思います。
さて、医療環境において「社会保障と税の一体改革」が進められる中で、医療・介護分野では、急性期医療への重点化、医師の偏在是正、在宅医療の充実、地域包括ケアシステムの構築などに資源が投入され、その財源として外来受診の適正化(抑制)、後発医薬品の促進、過剰な薬剤投与削減などが進められています。そのような中、地域包括ケアシステムの進展に伴い、地域の薬局の役割は大きく変わっていきます。また、「患者のための薬局ビジョン」にあるような「対物業務」から「対人業務」への変革が求められています。
東ファーマシーグループは、かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局、健康サポート薬局の機能を有する薬局を目指し、患者様とご家族様に信頼される薬局に成長していきたいと考えております。また、それを実現するために企業が前進する最大の原動力は人財だと考え、今年も社員一人一人が成長できるよう、社内制度の充実や教育に注力して参ります。そして、その事が結果として患者様とご家族様の満足に繋がっていくものと確信しております。
本年が皆様方にとって有意義で実り多い年になりますことを祈念致します。
東ファーマシー株式会社 代表取締役 東 勇太郎
11月21日~28日、日本保険薬局協会が企画したロンドン(英国)&バルセロナ(スペイン)薬剤師海外研修に参加しました。
ロンドン大学・薬学校における特別講義、ロンドン大学付属病院薬剤部、英国王室薬剤師会への視察、ロンドン・バルセロナの民間薬局への訪問を通じて、各国の医療事情や薬剤師の現状、薬学教育と生涯学習などを学び、日本における薬剤師業務の今後の方向性を考える良い機会を得ることができました。また他の企業の薬剤師と交流し、日本との医療の違いなどについてディスカッションできたことは大きな財産となりました。
来年以降に参加する薬剤師にも、ぜひこれらの経験を糧にして、大きく飛躍してくれることを期待しています。 (調剤統括部 河野吉昭)
2016年9月19日~26日、アメリカの最新薬学事情を学ぶため、日本保険薬局協会が企画した薬剤師海外研修に参加しました。
オレゴン州立大学・オレゴン健康科学大学では薬局の老人ケアや医薬品遺伝学などの講義を受け、オレゴン健康科学大学病院やメールオーダーシステムの薬局などを視察を通して日本との保険制度の違いや薬局のメールオーダーシステムの現状なども学びました。研修後はグランドキャニオンやラスベガスでの観光もありました。
「今回このように、異文化、日本と異なる医療を提供するシステムに触れることができ、刺激を色々と受けました。今後の日本の医療の変遷についていくのではなく、それをリードできるような薬剤師になることが出来ればとも思いますが、それもこれも今後の自分次第です。新たな考え方が生まれるきっかけにはなったと思っています」
(おおの調剤薬局管理薬剤師・矢敷 潤)